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亡国のイージス

亡国のイージス
Introduction
2005年7月30日(土) 東京<丸の内ピカデリー1>ほか全国超拡大ロードショー

20世紀末に出された問いかけに、今、我々はどんな結論を出すのか?

 今、この国の未来に不安を抱かぬ者は一人としていないだろう。
 未曾有の経済的発展を享受しながら、理想も持たず、国家としての責任能力も自覚せぬまま世界進出を遂げた日本。
 バブル崩壊が経済を袋小路へと迷い込ませたとき、そこに我々が誇るべきものは何ひとつとして残らなかった。

 「イージス」とはギリシャ神話に登場する最高神ゼウスが娘アテナに与えた、あらゆる邪悪を払う「無敵の盾」のこと。
 同時に、最新鋭の防空システムを搭載し、専守防衛の象徴ともいえる海上自衛隊の護衛艦をも指し示す。
 だが、語るべき未来も見えず、守るべき国家の顔さえも失った「亡国の盾」に果たして意味などあるのか。
 この国に生きる者すべてに関わりながら、その誰もが真剣に考えることを避けてきたテーマを、第一級のエンターテイメントへ昇華させた
 福井晴敏の原作は、それゆえ日本推理作家協会賞・日本冒険小説協会大賞・大藪春彦賞の3賞を制覇、58万部を超えるベストセラーとなった。
 政府・防衛庁・警察・国際社会を巻き込むダイナミックな展開、洋上のイージス艦を舞台にした前代未聞のアクションなど、
 そのスケールの壮大さから日本では映像化絶対不可能と思われていた原作が、ついに実現へと動き出す。
 世紀末の問いかけに、21世紀を迎えた今だからこそ、我々は答えを出さなければならない。
 2005年夏、その答えの序章が始まる。

(c)2005「亡国のイージス」associates /配給 松竹 


Story
 海上自衛隊の誇る最新のシステム護衛艦《いそかぜ》が、テロリストに乗っ取られた。
 鉄壁の防空網ミニ・イージス・システムを誇る《いそかぜ》と特殊兵器GUSOH(グソー)を武器に、
 1千万都民の命を人質に取り、自分達の要求を日本政府に突きつける叛乱者達。
 戦後最大の未曾有の危機に直面し、戦争を忘れた日本が亡国の淵に立たされたその時--
 絶望の海に残された最後の希望は、不器用な男たちの"生きる意志"と必死の抵抗だった…!

 ただ愚直に、艦とともに人生を過ごしてきた男。
 暗い過去を背負い、過酷な宿命を受け入れざるを得なかった青年。
 大切な者を奪われ、復讐の鬼と化した父親。
 交わるはずのなかったいくつもの人生が、運命の海で銃火とともに交錯する。
 その果てに、人々は何を思い、何を見るのか? 
 全ての日本人に覚醒を促し、魂の航路へと誘う海洋スペクタクル、今ここに始まる!

Cast
  真田広之・・・・・ 1960年東京都生まれ。幼い頃からテレビや雑誌のモデルなどで活躍。
13歳から演技・空手・乗馬・日本舞踊等を学び始め、しなやかな身体を通して深い演技を表現する独自の魅力の基礎を
作り上げた。本格デビュー作は78年「柳生一族の陰謀」。84年「麻雀放浪記」、90年「つぐみ」、
93年「眠らない街-新宿鮫」それぞれで日本アカデミー賞優秀主演男優賞ほか、数多くの賞を受賞。
その他の主演映画として、90年「病院へ行こう」、93年「僕らはみんな生きている」、95年「写楽」、
01年「真夜中まで」、02年「助太刀屋助六」など、出演作品は50本を超える。
また、ドラマ『太平記』(NHK)、『高校教師』(TBS)、舞台『ハムレット』『オケピ!』などTV・舞台でも幅広く活躍。
2000年には英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに日本人として初めて参加し、ナイジェル・ホーソンと共演した
『リア王』では道化役を演じ、名誉大英勲章第五位(MBE)を授与される。02年の「たそがれ清兵衛」で日本アカデミー賞
最優秀男優賞はじめ数々の映画賞を受賞。この作品は全米公開を果たしその年のアカデミー賞外国語映画賞にノミネート
された。03年「ラスト・サムライ」での武道の達人・氏尾役の演技も記憶に新しい。
繊細・重厚な演技に加え、華麗なアクションは他の追従を許さず、その存在は今や世界各国から絶大な支持を得ている。
陳凱歌(チェン・カイコー)監督による中国の大作映画「無極(仮題)」、
続いて英国映画ジェームズ・アイヴォリー監督「ホワイト・カウンテス(原題)」が2005年全世界公開予定。
寺尾聰・・・・・ 1947年神奈川県生まれ。68年に熊井啓監督作「黒部の太陽」で本格映画デビュー。
76年山田洋次監督作「同胞」の主役に抜擢される。一方で81年に発表した『ルビーの指輪』がミリオンセラーを記録し、
第23回日本レコード大賞、第12回日本歌謡大賞を受賞。
また85年「乱」、90年「夢」、93年「まあだだよ」と3本の黒澤明監督作品に出演。
00年には黒澤監督の遺稿脚本を映画化した「雨あがる」に主演し、その演技で第24回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、
第13回日刊スポーツ映画大賞主演男優賞、00年度イラン・ファジル国際映画祭・優秀男優賞、
00年度全国映連賞男優賞を受賞。
04年「半落ち」では、アルツハイマー病で苦しむ妻を扼殺した元・敏腕警部の梶を熱演し、大ヒットを記録した。
また、最新作「CASSHERN」ではその独特な存在感が際立つ。
佐藤浩市・・・・・ 1960年東京都生まれ。80年ドラマ『続・続事件』(NHK)でデビュー。
81年映画初出演作「青春の門」でブルーリボン賞を受賞。以後、82年「道頓堀川」、83年「魚影の群れ」、88年「敦煌」、
90年「チャイナシャドー」など話題映画に続々と出演。94年「トカレフ」、同年「忠臣蔵外伝 四谷怪談」では
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞ほか、数多くの賞を受賞。
またドラマ01年『ある日、嵐のように』(NHK)、03年『高原へいらっしゃい』(TBS)、04年「『プライド』(CX)、
同年『新選組!』(NHK)など、TVでも活躍。その他に、98年「らせん」、98年「あ、春」、00年「ホワイトアウト」、
02年「魔界転生」などがある。
阪本順治監督作には、「トカレフ」以来、00年「新・仁義なき戦い。」、同年「顔」、02年「KT」と多数出演している。
04年秋には「感染」(東宝)、「海猫」(東映)2本が公開された。強烈な存在感と役柄を演じ分ける的確な演技力とで、
日本を代表する演技派俳優の一人として常に注目を浴びている。
中井貴一・・・・・ 1961年東京都生まれ。デビュー作の81年「連合艦隊」で日本アカデミー賞新人俳優賞に輝く。
以来、85年「ビルマの竪琴」、86年「キネマの天地」などの大作・話題作や、ドラマ『ふぞろいの林檎たち』(TBS)、
『武田信玄』(NHK)など次々に主役を演じ、俳優として不動の地位を確立した。
94年「四十七人の刺客」では日本アカデミー賞最優秀助演男優賞ほか多くの賞を受賞。
その後、95年「マークスの山」、99年「梟の城」で日本アカデミー賞優秀主演男優賞を、
そして03年「壬生義士伝」では日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど数々の輝かしい実績を残す。
その他の映画出演作に01年「日本の黒い夏 冤罪」、02年「竜馬の妻とその夫と愛人」、03年「陰陽師 2」などがある。
初の外国映画主演作となった03年「ヘブン・アンド・アース」では、中国で約2年に及ぶ映画製作に参加、
台詞のほとんどが中国語という難しい遣唐使・来栖役を熱演。時代劇から現代劇までジャンルを問わず、
シリアスな役からコミカルな役までさりげなく演じきる力量は、日本映画界屈指の存在である。
勝地 涼・・・・・ 「如月行が背負っている深い悲しみ、冷酷になりきれない繊細な心。それを表現できるよう体当たりで頑張ります」
「如月行」は錚々たる俳優陣としのぎを削る重要な役どころだけに、スタッフ一同人選には慎重を期した。
オーディションに参加したのは約400人。
監督、原作者をはじめとするスタッフ全員が満場一致で勝地涼に白羽の矢を立てた。
映画のアクション訓練はもちろんのこと、自衛隊の体験入隊でもハードな訓練を精力的にこなし、
万全の体制で撮影に挑んだ。
1986年東京生まれ。 00年のデビュー以来、ドラマ『さとうきび畑の唄(TBS)、
映画「リリイ・シュシュのすべて」(01年/岩井俊二監督)、「バトル・ロワイアル2 鎮魂歌」(03年/深作欣二・
深作健太監督)など話題作に出演し注目を集める。04年春には蜷川幸雄演出による『シブヤから遠く離れて』で
舞台にも挑戦。本作への抜擢で様々な方面から「新星」として期待を集めている。
チェ・ミンソ・・・ 「ジョンヒは強くて怖い女性だけれど、愛情に飢えた悲しい人物。 女優としてどうしても演じてみたかった」
約550人が参加したオーディションで大抜擢。冷徹な対日工作員役という難しい役どころで、初めての日本映画出演に挑む。
1981年ソウル生まれ。 02年、「友へ チング」のクァク・キョンテク監督作品「チャンピオン」のオーディションで
300人の中から、主人公のボクサーを献身的に見守る妻の役を獲得。その純粋で繊細な演技が好感を呼び、テレビドラマ、
CMなどでも活躍。04年9月公開の「ドント・テル・パパ」(イ・サンフン監督)では前作とは打って変わって現代的な
ヤンママを明るく元気にこなし、演技の幅を披露した。
ジョンヒは過去の戦闘が原因で口がきけなくなったという設定のため、セリフはないが、その分表情や仕草での感情表現が
要求される難役。
合気道3段の腕前を生かしたアクションはもとより、戦闘員らしさを増すために8kgのダイエットを敢行したうえ、
胸まであった髪を30cmも切り体当たりでこの役柄に挑戦している。
Staff
 
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協 力:


坂上直行
久松猛朗
千野毅彦
住田良能

小滝祥平
遠谷信幸

伊達寛
川城和実
高野力
北川淳一

佐倉寛二郎
古川一博
河野聡
伊東森人
椎井友紀子

加藤悦弘
森谷晁育
井川浩哉
鈴木 尚
内藤和也

福井晴敏
(「亡国のイージス」講談社刊)

長谷川康夫
飯田健三郎

トレヴァー・ジョーンズ

笠松則通

橋本文雄
阿部 茂

原田満生

ウィリアム・アンダーソン

阪本順治

2005年

日本

日本ヘラルド映画、松竹、電通、
バンダイビジュアル、ジェネオン
エンタテインメント、MAGICA、
TOKYO FM、産経新聞社、
デスティニー

防衛庁・海上自衛隊・航空自衛隊