鉄人28号


2005年3月19日ロードショー
「鉄」+「勇気」。
最後に勇気をふりしぼったのは、いつですか?
『鉄人28号』は、1956(昭和31)年、月刊少年誌「少年」(光文社発行)で掲載が開始された、ロボットマンガの先駆けとなった作品です。
原作の基本ストーリーは、日本軍の秘密兵器として開発された巨大ロボット・鉄人28号を、少年探偵・金田正太郎がリモコンを使って操作、
次々と現れる悪漢達と戦いを繰り広げるというものです。
鉄人28号は自らの意志を持たず、リモコン装置を操る者の意志よって善悪を左右されるロボットでした。
原作者は、『仮面の忍者赤影』『三国志』『バビル II世』『魔法使いサリー』など、数多くの作品を発表、
漫画界の金字塔を構築した横山光輝氏。
『少年』連載開始から7年後の1963(昭和38)年には、白黒のテレビアニメ放送が始まり、
当時の日本の子供達はブラウン管に映る『鉄人28号』に熱狂しました。
他にも、ラジオ化、ドラマ化、アニメのリメイク化がなされ、その人気は国内にとどまらず、世界中でアニメが放映、
コミックスが販売がされました。
誕生から約50年たった今でも、食玩などをはじめとし様々な玩具が発売されており、
そのキャラクターとストーリーは、幅広く認知され、愛され続けています。
2005年/ドルビーデジタル/ビスタビジョン/上映時間 1時間58分
製作 T - 28 P R O J E C T
電通 キングレコード メディアウェイブ 衛星劇場
テレビ朝日 ジェネオン エンタテインメント
GENEON ENTERTAINMENT USA クロスメディア
(c)T-28PROJECT /配給 松竹

大都市、東京で突如サイバーテロが発生。
さらには破壊ロボット「ブラックオックス」が飛来し、東京を次々と破壊していく。
母・陽子(薬師丸ひろ子)と二人暮しの小学生・金田正太郎(池松壮亮)は、ある日、見知らぬ老人・綾部(柄本明)からの電話を受ける。
「あなたのお父さんのことでお話があります。」
それは亡き父・正一郎(阿部寛)が遺した「鉄人28号」の存在だった。
「鉄人28号」は、戦時下における軍事対策用ロボットとして正太郎の祖父・正吾郎によって原型が作られ、
その後正一郎が平和利用のため「鉄人28号」の開発を引き継いだ。
今、ブラックオックスの猛威に立ち向えるのは、「鉄人28号」以外にない。
父の遺志、母の愛を背負い、勇気をふりしぼり戦いに臨む正太郎。果たして結末は!?

池松壮亮・・・・ | 1990年福岡生まれ。8000人を越える応募者の中から、主役の正太郎役に抜擢。NHKドラマ『うきは(2002年)』では主役を、ミュージカル『ライオンキング(2002年〜2003年)』では、ヤングシンバ役で大舞台を踏み、『ラスト・サムライ(2003年)』では、見事ハリウッドデビューを果たすという、13歳にして早くも子役の域を越えた活躍ぶり。こだわりにこだわって選んだ、逸材である。 | |
蒼井優・・・・ | 1985年 福岡生まれ。ミュージカル『アニー(1999年)』のポリー役で、見事、約1万人の応募者の中から抜擢された彼女は、この華々しいデビュー後も、話題の映画『リリイ・シュシュのすべて(2001年)』、『キネマ通りの人々(2002年)』、『害虫(2002年)』、と順調に飛躍を続け、ショートフィルム『花とアリス(2003年)』にも出演。この他、ドラマやCMを通じて演技力、表現力を実践で習得し、今回も総数1万人を越える一般、劇団、タレントの中から、立花真美役を射止めた実力は、これから最も期待される若手女優の一人である。その他の作品は「1980」(2004年)など。 | |
薬師丸ひろ子・・ | 東京生まれ。中学2年生の時、角川映画『野生の証明』でデビュー。 以来数々の映画に出演。天性の演技力で新人当初から、時代劇や現代劇、舞台までをもこなせる女優として評価が高く、歌の世界でもヒット曲を放つ多才な女優。日本アカデミー賞主演女優賞をはじめ、日本レコードセールス大賞新人賞も受賞。近年はテレビドラマをはじめ、幅広い役柄で活躍中。 今回は優しさの中にも、時にさりげなく厳しさを教えるという、多くの子供にとって理想的な母親像を表現。その他の作品は『セーラー服と機関銃』(1981年)、『Wの悲劇』(1984年)など。 |
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香川照之・・・・ | 1965年 東京都生まれ。東京大学在学中から役者を目指し、卒業と同時に芸能界入り。テレビ中心の活動から、次第にドラマ、舞台、映画と活躍の場を広げ、存在感のある演技には定評がある。映画『鬼が来た!』では、2000年のカンヌ国際映画祭で、グランプリを受賞。一躍、海外からも注目を浴びる俳優となる。出演作品は彼の才能が充分に活かされる個性的な作品が多く、数々の賞も受賞。今回のこの作品では、巨大ロボットを操り、東京を破壊するという、強烈な「悪」を、どう演じるかが楽しみである。その他の作品は『犬、走る。DOG RACE』(1998年)、『独立少年合唱団』(2000年)など。 | |
川原亜矢子・・・ | 1971年 大阪生まれ。十代からモデルとして活躍、類い希なルックスに加え、その独特のキャラクターが話題となり、映画界に抜擢。1989年には吉本ばなな原作の『キッチン』に主演。日本アカデミー賞新人俳優賞を獲得しながらも、更なる飛躍を求め、1991年に単身渡仏。数多くのパリコレクションに出演。 以後、活動の場をニューヨークやミラノにも広げ、世界的なファッションモデルとして現在も活躍中。帰国後は、各局の連ドラの顔に。ファッションリーダーとしてだけでなく、タレント性も充分に兼ね備えた彼女の活躍が、益々期待されている。その他の作品は『ダブルス』(2001年)、『マナに抱かれて』(2003年)など。 |
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高岡蒼佑・・・・ | 1982年東京生まれ。映画『バトル・ロワイアル 特別編(2000年)』の杉村役、『青い春(2002年)』では雪男役で、その演技力を高く評価された若手俳優。 既に、多くの作品に出演しており、映画俳優としての経験値が高い。 2003年1月には、舞台『ピルグリム』に臨み、本番に強い俳優に成長。また、ドラマ『俺は鰯』では、台湾人の劉駿源に扮し、新しい一面を発揮。 『俺は鰯』に続き、冨樫監督とは今回の作品で、二度目の顔合わせとなる。 端正な顔立ちが若い女性を中心に人気を集め、今後益々話題になる要素を持っている。 |
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伊武雅刀・・・・ | 1949年 東京生まれ。人気アニメ『宇宙戦艦ヤマト(1974年)』のデスラー総統の役で、声優としてブレイク。あの『スネークマンショー』では、当時全く新しいタイプのギャグを提案、日本中の若者の話題を一気にさらった。 その後、独特の声質を活かしたアイディアとセンスで、1983年には、レコード「子供達を責めないで」を大ヒットに導く。誰にも真似できないキャラクターを確立し、以降、多くの映画作品に出演。中でもスピルバーグ監督の『太陽の帝国(1988年)』では、名実共に名優の域に達した。その他の作品は『突入せよ!あさま山荘事件』(2002年)、『TRICK』(2002年)など。 |
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柄本明・・・・ | 1948年 東京生まれ。1976年に東京乾電池を結成、以来、個性派俳優の代表として、数々の作品に出演。1998年には『カンゾー先生』で、日本アカデミー賞・最優秀主演男優賞を受賞。どんな役をもこなす中で、彼にしか演じられない役作りは、どの作品においても、一際目を惹く存在に。 監督としても1993年に映画『空がこんなに青いわけがない』でデビュー。 日常に存在するドラマの描き方には、柄本流の笑いのエッセンスがふんだんに活かされている。ファンを飽きさせない俳優として、彼は日本の映画界にとって、なくてはならない存在である。その他の作品に『二代目はクリスチャン』(1985年)、『うなぎ』 (1997年)、『魔界転生』(2003年)などがある。 |
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企 画: エグゼクティブ・プロデューサー: プロデューサー: 原 作: 監 督: 脚 本: 音 楽: 撮 影: 照 明: 録 音: 美 術: 編 集: 助監督: 製作担当: 【視覚効果班】 視覚効果 : プロデューサー : 撮 影 : 照 明 : 美 術 : 操 演 : 3Dデジタル : 助監督 : 製作担当 : |
遠谷信幸 大月俊倫 多木良國 兵頭秀樹 木村純一 佐倉寛二郎 横山光輝 冨樫森 斉藤ひろし 山田耕大 千住明 山本英夫 小野 晃 野中英敏 小川富美夫 上野聡一 谷口正行 藪下隆 松本肇 田口聖 村川聡 溝渕健二 高橋勲 根岸泉 坂上和也 金子功 小川勝広 |