陰獣ーINJUー


2009年8月22日(土)〜9月18日(金) シアターN渋谷にてレイトショー ファインフィルムズ配給
あなたの気づかぬ欲望を、暴き出す
江戸川乱歩が1928年に発表した小説「陰獣」を、ハリウッドでも活躍するバーベット・シュローダー監督が映画化。
主演の推理小説家にブノワ・マジメル、ヒロインの芸妓・玉緒には、フランス在住のモデル・源利華。
その玉緒を寵愛する実業家・茂木役を石橋凌が演じる。
2008年/フランス/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーデジタル/上映時間105分
原題 Inju:The Beast in the Shadow
(C)2008 SBS FILMS - LA FABRIQUE DE FILMS - FRANCE 2 CINEMA
・第65回ヴェネチア国際映画祭 正式出品作品
・2008年トロント国際映画祭 正式出品作品
→「陰獣ーINJUー」公式サイトはこちら

江戸川乱歩の名作「陰獣」が妖艶に蘇る / 虚構と現実の狭間で湧き上がるエロス
日本の作家、大江春泥を敬愛してやまないフランスの推理小説家アレックス(ブノワ・マジメル)は、
大江の作品を非常に意識した新作を発表し、日本にプロモーションにやってくる。
もちろん大江にもできれば会いたいという思いを抱え来日するが、この大江という作家、世界的に有名であるのに、
誰一人として姿を見たものはいないという。
京都でプロモーションを続けるアレックスは、ある日、出版会社の接待でお茶屋へ行くことになる。
そこで流暢なフランス語を話す美しい芸妓・玉緒(源利華)に出会い、惹かれていく。
ある日、玉緒の元に一通の脅迫文書が届く。差出人は<大江春泥>。
恐怖に怯えた玉緒はアレックスを呼び出す。この文書がアレックスの運命を大きく変えていくことになるが・・・。